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大川 慶直; 圷 陽一
平成4年電気設備学会研究発表会論文集, p.31 - 34, 1993/00
核融合の研究開発は、三大トカマクを中心として最近大きな進展がみられた。我国においても原子力委員会により、核融合の研究開発は、「第二段階」から「第三段階」に移項することが宣せられた。一方で、巨大技術開発である核融合実験炉は、国際協力により進める気運も高くなってきた。特に、日、米、EC、露の4極で進められていた、国際熱核融合実験炉計画(ITER)は、いよいよ工学設計活動(EDA)が開始される状況となり、付属設備についても重要視される段階となった。核融合実験炉での建屋付属電気設備も装置と同様の苛酷な環境にさらされ、照明、警報、通信、監視、制御等の機器もその環境で機能を維持しなければならない。しかし、現状では付属電気設備に関する研究開発は行われていない。今後、この分野の行われるべき研究開発の概要について報告する。
圷 陽一; 大川 慶直; 堀内 誠; 辻 恒平*
コンクリート工学論文集, 3(1), p.65 - 76, 1992/01
本研究は、核融合実験炉建屋の電気的障害の防止を目的として、エポキシ樹脂塗装鉄筋の適用を検討し、その電気的絶縁性に関して実験を行ったものである。実験は、アルカリ溶液及びコンクリート中でのインピーダンス測定試験および絶縁破壊試験を行った。また、予想される劣化環境の試験として、機械的・電気的複合劣化試験、熱的劣化試験および化学的劣化試験を行った。あわせてコンクリートの付着性能試験、機械的継手部の絶縁性能試験および継手性能試験も行った。本研究より、エポキシ樹脂塗装鉄筋は、鉄筋交差部を絶縁化した従来の絶縁方法に比べ、絶縁性能が大きく供用期間中に考えられる。各種劣化環境においても十分な絶縁性能が維持されることを確認した。